COLUMNコラム

「エラボトックスは効果がない人もいる」という話を聞いたことがあるかもしれません。エラボトックスを検討している方であれば、自分は大丈夫かな？と不安になる方もいらっしゃるでしょう。

結論から述べると、効果がない・感じにくい場合は原因があります。

本記事では、エラボトックスに対し効果がないケースについて解説します。

エラボトックスを注入することで期待できる効果とは？

エラボトックスは、以下の効果が期待できる美容医療治療です。

• エラ張り改善
• 小顔効果
• 歯ぎしり・食いしばり改善

ボトックスは、注入した部位の筋肉を緩ませる効果があります。エラボトックスの場合、エラ部分にある咬筋という筋肉に作用します。咬筋は物を噛む際に使う筋肉であるため、歯ぎしりなどの改善が期待できるのです。

エラボトックスで小顔になれる理由

エラボトックスで小顔になれるのは、ボトックスにより筋肉を緩めると、筋肉のサイズが委縮するためです。

エラ張り改善とも共通しますが、咬筋は発達すると、見た目としてサイズが大きくなってしまいます。しかしボトックスを注入して委縮させることで、筋肉が縮み顔がすっきりして見えるのです。

ただし注入し過ぎると、表情が動かしづらくなり見た目が不自然になってしまうため、適量の見極めが重要です。

エラボトックスの効果がない・感じにくい人

エラボトックスの効果がない、もしくは感じにくいのは、主に以下のケースに当てはまる人です。

• エラの原因が骨格にある
• ボトックスの量が少なすぎる
• ボトックスを注入する位置が適切でない
• 治療を1回しか受けていない
• 劇的な効果を期待している

いずれも対策はありますが、まずは効果を感じられなかった原因を突き止める必要があります。すでに治療後の人はどれに当てはまるか考えてください。治療前の方は、当てはまる可能性がないか確認してみましょう。

エラの原因が骨格にある

エラ張りの原因が咬筋でなく骨格にある場合、ボトックスはほぼ効果を発揮しません。ボトックスはあくまで筋肉に作用する製剤であり、骨に対しては作用しないためです。

そのためエラが気になる人は、まずエラの原因が咬筋なのか骨格なのかを診断する必要があります。そして骨格が原因だと判明した場合は、ボトックスではなく別メニューでの改善を検討しなくてはなりません。

実際の所、エラが気になるという人は咬筋が原因であるケースの方が多いのですが、骨格が原因であるケースも少なくないため、自分が該当しているかもしれないと想定しておくとよいでしょう。

ボトックスの量が少なすぎる

注入するボトックスの量が少な過ぎた場合、効果を感じにくくなります。人によっては、効果がまったく感じられないケースもあるでしょう。

咬筋の委縮する度合いは、ボトックスの量によって決まります。注入する量が少ないと変化は小さくなり、見た目がほとんど変わらないという結果に結びついてしまうのです。

ただし、治療を受ける側はボトックスの量を決められる立場にありません。そのためできる対策としては、クリニックに相談して量を増やしてもらうなどです。場合によっては、クリニックを移ることを考えても良いでしょう。

ボトックスを注入する位置が適切でない

ボトックスを注入する位置が適切でない場合も、効果を感じにくくなります。十分な量を注入しても、場所が悪く上手く咬筋に働きかけられなければ、効果は低下してしまいます。

ただし前述と同様、ボトックスを注入する位置に関しても、患者側が決められることではありません。そのため、カウンセリング時に納得のいく説明を受けられなければ、他のクリニックを探すのもひとつの方法です。

効果発現のタイミングが掴めていない

効果発現のタイミングが掴めていない場合、効果を実感しにくくなります。

ボトックスは治療直後に効果を実感できるわけではありません。効果が現れるまでに２～３日を要します。

クリニックでも必ず説明しますが、そういった知識がないと、「結局見た目が変わらなかった」と感じてしまうケースがあるのです。

劇的な効果を期待している

劇的な効果をエラボトックスに期待していた場合も、効果を感じにくくなります。

ボトックスは治療当日から完全に効果が出るまで、1週間程度待つ必要があります。しかし、1週間後になると急激にエラが小さくなるというわけではなく、治療より2～3日経過した頃から徐々に効果が表れてきます。

1日単位での変化は比較的穏やかであるため、日ごとに急激な変化が起こると期待すると、「想定と違った」と感じてしまいます。

【参考】ボトックスで頬がこけてしまうケースについて

エラボトックスを注入して、頬がこけてしまうケースがあります。

ボトックスの効果で咬筋が小さくなると、相対的に頬骨が目立つようになってきます。一般的には気にならない程度ですが、元々頬骨が目立っていた人や頬にこけがあった人は、エラボトックスによってますます頬のこけが目立ってしまうようになるのです。

時間経過で戻るため、治らないという心配は不要ですが、しばらく待つ必要があります。

結果にこだわるならクリニック選びは慎重に

結果にこだわるのであれば、クリニック選びを最重要視し、慎重に行いましょう。エラボトックスに限らず、美容医療の失敗や後悔のリスクは、クリニック選びに成功すれば大きく低減します。

ボトックスは簡単な治療に見えますが、製剤の量や注入する位置、最終的な仕上がりなどを見きわめる、高い技術力が必要です。費用や通いやすさも大切ですが、そちらを優先して良くない結果になっては、本末転倒です。実績豊富で、信頼のおけるクリニックを選んでください。

エラボトックスの効果を期待したい人は松倉クリニックにどうぞ

エラボトックスの効果を期待したい人は、ボトックス治療歴25年以上の松倉クリニックのカウンセリングを検討してみてください。

当クリニックは、エラボトックスを注入した方を対象に、治療から2～3週間後様子を確認しています。そこで追加が必要と判断した場合、無料でボトックスを追加注入し、よりご満足いただける結果を目指しています。

【まとめ】エラボトックスの効果がない人もいる

エラボトックスは、状況によって効果がない人や、感じにくい人がいます。

治療を控えている方、すでに効果がなかったと感じている方、本記事を参考にしてみてください。