COLUMNコラム

「ヒアルロン酸で涙袋を形成した時、ダウンタイムはどうなるの？」と疑問に思う方は多いでしょう。ヒアルロン酸注射は、ダウンタイムが軽い点が魅力となり人気を博しているメニューです。しかし、ダウンタイムがまったくないわけではなく、具体的にどうなるのか気になるのも無理はありません。

本記事では、ヒアルロン酸による涙袋形成時のダウンタイムについて解説します。参考にして、治療後の自分の姿を、より具体的にイメージできるようになってください。

ヒアルロン酸とは？

ヒアルロン酸とはもともと体内にあり、肌のハリを保つ効果がある成分です。市販の美容液などに配合されているため、名前を知っている人も多いでしょう。

美容医療では、シワ、たるみにより生じた凹みを埋めて凸凹や影をなくしたり、鼻、唇の形を整える、また、涙袋を形作るなどの効果を得るために、ヒアルロン酸を用いています。

ヒアルロン酸で涙袋を形成するメリット

ヒアルロン酸での涙袋形成には、以下のようなメリットがあります。

• 注射だけで治療が済む
• 治療後の生活に与える影響が少ない
• 希望する涙袋のデザインを具体的に伝えやすい
• 失敗してもやり直しできる
• 毎日のメイク時間が短縮できる

高い効果を見込めつつ、体への負担を最小限で済ませられる点が、ヒアルロン酸注入による涙袋形成の魅力です。治療後のダメージが不安という方にも受けていただきやすいメニューです。

ヒアルロン酸で涙袋を形成する際のダウンタイム

ヒアルロン酸で涙袋を形成する際のダウンタイムについては、以下のポイントを押さえておきましょう。

• 期間
• 症状

ヒアルロン酸はダウンタイムが軽いメニューであり、ほぼ何も起きないケースも少なくありません。しかし、症状が出るケースもあるため、治療前にどのような症状がいつまで起こるのか知っておき、実際のダウンタイムで慌てずに済むよう備えておくことをおすすめです。

期間

ヒアルロン酸による涙袋形成のダウンタイム期間は、一般的に2～3日程度です。ほとんどの人が当日からいつもと変わりなく過ごせています。

ダウンタイム中も特別なケアは必要なく、治療直後から普段通りの生活に戻っていただけます。休みを取る必要もありません。

そのため、多忙で治療後に休む時間が確保できない人でも、気軽に受けていただけます。ぜひ効果を実感してみてください。

症状

涙袋をヒアルロン酸で形成した際、起こりうる症状は以下のとおりです。

• 腫れ
• 赤み
• 内出血
• 痛み
• 違和感

腫れ、赤み、痛みはいずれも数日でひいていくのが一般的です。内出血は程度が酷い場合、治るのに2週間ほどかかるケースもあります。

違和感については個人差があり、感じないという人も少なくありません。一般的には違和感を覚えたとしても、1ヶ月ほど経つ頃には気にならなくなっています。

ダウンタイム時～ダウンタイム後に起こりうるトラブル

ダウンタイム時～ダウンタイム後に起こりうるトラブルを、以下にまとめます。

• 凹凸
• 左右差
• ヒアルロン酸が透けて見える
• ダウンタイムの症状が治らない
• 仕上がりがイメージと違う

こういったトラブルは、一般的に起こらないものです。しかし、リスクを完全に防ぐことはできないため、自分の身に起きる可能性もあると考えて、知識を付けておくことをおすすめします。

また、トラブルに見舞われた場合は、我慢せずクリニックに再度相談しましょう。

凹凸

ヒアルロン酸注射で涙袋を形成した結果、凹凸ができてしまうケースがあります。

原因は注入量のムラであり、均一に注入できなければ凹凸が残ってしまいます。ヒアルロン酸は時間経過である程度体に馴染むため、待てばきれいになる場合もありますが、解決しない場合もあります。

早急に改善したい場合は、ヒアルロン酸溶解注射で一度涙袋を崩し、改めて再治療を受けましょう。

左右差

ヒアルロン酸で涙袋を形成した際、左右差ができてしまう場合もあります。

一般的には、クリニック側の腕が未熟な場合に起こってしまうトラブルです。片目だけ見ればきれいな涙袋となっていますが、顔全体を見た際に左右の目で涙袋に違いがあり、バランスが崩れているわけです。

左右差がある場合は、ボリュームの少ない方に追加注入してボリュームを足したり、ヒアルロン酸溶解注射でボリューム過剰な方の涙袋を整えたりして改善します。

ヒアルロン酸が透けて見える

目の下に注入したヒアルロン酸が、皮膚を通し透けて見えてしまうという現象もあります。チンダル現象と呼ばれる症状です。ヒアルロン酸は無色透明ですが、皮膚の浅い所に注入し過ぎると、周りの肌色に馴染まず目立ってしまうのです。

チンダル現象が起こると審美性に大きく影響するため、ヒアルロン酸溶解注射による早めの改善をおすすめします。

ダウンタイムの症状が治らない

治療後、ダウンタイムの症状がいつまでも治らないというケースもあります。

通常ダウンタイムの症状は、数日程度続きます。しかし、一般的に治るとされている時間が経っても一向に治る兆候が見られなかったり、症状が悪化の一途を辿ったりする場合は、体になんらかの不調が起こっている可能性があります。

早急にクリニックに相談してください。

仕上がりがイメージと違う

治療の結果、仕上がりがイメージしてたものと違ったという結果になることもあります。

原因として、カウンセリングが不充分であったことが考えられます。仕上がりイメージを、患者様とクリニック側で上手く共有できておらず、結果として不満が生まれてしまうのです。

そのため、カウンセリングでは自分の希望をきちんと伝えておくことが大切です。言いにくいと感じる場合は、医師や、場合によってはクリニック自体の変更を検討しても良いでしょう。

ヒアルロン酸での涙袋形成でダウンタイムが心配な方は松倉クリニックへ

ヒアルロン酸で涙袋を形成したいけれど、ダウンタイムが心配という方は、ぜひ松倉クリニックへお越しください。

当クリニックでは治療後2～3週間経って、効果がはっきりしたタイミングで、より仕上がりに磨きをかけるために再度お越しいただき、微調整を行っています。仕上がりだけでなくトラブルや異常がないかの確認もできるため、治療後のケアが心配な方にも安心していただけます。

また、当クリニックは他のクリニックで注入したヒアルロン酸のやり直しにも応じています。お悩みの方は、ぜひご相談ください。

【まとめ】涙袋形成のヒアルロン酸注射はダウンタイムの負担が軽い

涙袋形成のヒアルロン酸注射は、ダウンタイムが軽く済みます。ないわけではありませんが、美容医療の中では軽いため、美容医療初心者の方でも気軽に受けていただけます。ぜひ一度お試しください。