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COLUMNコラム

しわ取りの注射でおすすめなのはどっち?ヒアルロン酸注入orボトックス注射

2024.03.25

しわ取りの注射として人気なのが、ヒアルロン酸注入とボトックス注射です。

どちらも手軽に受けやすいのが魅力ですが、いまいち違いがわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、ヒアルロン酸注入とボトックス注射の違いについて詳しく解説していきます。

ヒアルロン酸注入とは


ヒアルロン酸注入とは皮膚に直接医療用のヒアルロン酸を注入する治療です。

しわの改善だけでなく、たるみによるへこみをふっくらとさせたり、おでこや唇などに注入して魅力的な形を作ったりする効果が期待できます。

ボトックス注射とは

ボトックス注射とは、ボツリヌス菌から抽出したボツリヌストキシンというタンパク質を注入し、筋肉の動きを抑える治療です。

表情筋の動きによってできるしわの改善効果が期待できます。

しわ以外にも、エラと呼ばれる頬から顎にかけての膨らみを改善や、食いしばり、歯ぎしり、肩こりや多汗症など、得られる効果はさまざまです。

ヒアルロン酸注入とボトックス注射の3つの違い

ヒアルロン酸注入とボトックス注射の違いは、以下の3つです。

・成分

・効果がでる仕組み

・効果が現れるまでの期間

詳しく解説します。

成分

ヒアルロン酸は人のさまざまな部位に存在する保湿成分です。

高い粘性と保水力が特徴で、肌に弾力や保湿力をもたらします。

もともと人の体内に存在する成分のため、アレルギーの危険性が少ないのも特徴です。

一方、ボトックス注射の成分は、ボツリヌス菌から抽出したボツリヌストキシンと呼ばれるタンパク質です。

ボトックスの製剤にはボツリヌス菌の菌体や成分は含まれていないため、基本的には拒絶反応などは起こらず安全性が高いです。

効果がでる仕組み

ヒアルロン酸注入はヒアルロン酸を皮膚に注入することによって、直接肌にボリュームを出し、しわを目立たなくさせます。

対して、ボトックス注射はボツリヌストキシンの毒素が筋肉を動かす神経に作用し、筋肉の動きを抑えることで表情筋によるしわに作用するという仕組みです。

効果が現れるまでの時間

注入する箇所によっても異なりますが、ヒアルロン酸注入の効果は治療直後から感じられることがほとんどです。

ボトックス注射の効果は、治療後2~3日ほどで効果が出始めます。

ヒアルロン酸注入とボトックス注射の共通点は効果には限りがある点

ヒアルロン酸注入とボトックス注射の共通点は、効果が永続的ではないという点です。

時間の経過とともに効果が薄れていき、完全に効果がなくなると治療前の状態に戻ります。

効果を持続させるためには、適切な頻度で治療を受けることが大切です。

結局しわ取りにはどっちの治療がおすすめ?

結局、しわ取りにはどちらの治療を選べばいいのでしょうか。

ここからは、治療の選び方について解説していきます。

無表情でも刻まれたしわの改善ならヒアルロン酸注入

無表情の状態でも刻まれているしわにお悩みの場合は、ヒアルロン酸注入がおすすめです。

表情を作っていない状態でも刻まれているしわやへこみは、加齢によって肌のたるみや弾力が失われることで現れます。

そのようなしわのある箇所にヒアルロン酸を注入することで、ハリとボリュームを与え、内側から押し上げることでしわを改善できるのです。

目元のしわやくぼみ、ほうれい線などさまざまなしわに効果を期待できます。

表情じわの改善ならボトックス注射

表情を作る際に刻まれるしわが気になる場合は、ボトックス注射がおすすめです。

ボトックス注射を受けることで表情筋の動きを抑制し、表情を作る際にできるしわを改善します。

たとえば、笑った時の目尻のしわや眉をひそめた際の眉間やのしわ、おでこの横じわや顎にある梅干ししわなどに効果的です。

また、小じわの改善にも効果が期待できます。

わからない場合は医師に相談して決めよう

自分のしわに有効な注射が分からない方は、医師に相談して治療方法を決めるようにしましょう。

経験と知識が豊富な医師であれば、しわの状態や原因まで把握し、適切な治療方法を選択できます。

ヒアルロン酸注入とボトックス注射に関するよくある質問

ここからは、ヒアルロン酸注入とボトックス注射に関するよくある質問についてご紹介します。

注入し続けるとどうなりますか?

ヒアルロン酸注入もボトックス注射も、適切な注入量や頻度で注入し続ける分には、人体への害はありません。

ただし、過剰な頻度や注入量で治療を受けると、不自然な仕上がりになってしまうことがあります。

そのようなリスクを避けるためには、適切な頻度や注入量で治療を受けることが大切です。

ヒアルロン酸注入とボトックス注射はどちらを先にするべきですか?

ヒアルロン酸注入とボトックス注射は同日に受けられます。

ただし、段階を分けて治療を行いたい場合は、お悩みの部位によって異なりますが、ボトックスを先に受けることをおすすめします。

表情筋によって刻まれてしまったシワはまずボトックス注射を注入し、筋肉の動きを抑え、それでも刻まれてしまうシワにヒアルロン酸を注入します。

ヒアルロン酸注入とボトックス注射でよくある失敗は何ですか?

ヒアルロン酸注入では、左右差がでたり効果が実感できなかったりなどの失敗があります。

ボトックス注射の場合は、無表情になる、表情が不自然になるなどの症状が代表的です。

これらの失敗は、基本的に医師の技術不足によって引き起こされます。

このような失敗を回避するためには、信頼できる医師やクリニックのもとで治療を受けることが大切です。

ヒアルロン酸注入・ボトックス注射を受けるなら松倉クリニックがおすすめ

ヒアルロン酸注入・ボトックス注射を受けるなら松倉クリニックがおすすめです。

松倉クリニックでは、形成外科学に精通した経験豊富な医師が治療を行うため、安心して治療を受けていただけます。

また、治療から2週間経った状態を確認し、より高い完成度に近づけるための微調整を無料で行っているのも松倉クリニックならではの魅力です。

ナチュラルながらはっきりした効果を実感いただけます。

【まとめ】自分のしわに合わせて最適な注射を受けよう


ヒアルロン酸注入とボトックス注射は似ている治療だと思われがちです。

しかし、成分や効果が現れる仕組みが異なるため、しわの状態をしっかり見極めて効果的な治療を選ぶ必要があります。

まずは医師に相談し、自分のしわに合った最適な治療法を選択するようにしましょう。


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