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松倉院長コラム 第10回: 美容医療において私が大切にしていること

2017.07.14


 レチノイン酸を用いたドクター・オバジの肌再生医療に「すごい!」と感激し、この医療を実践するために、大学を出て独立開業した経緯について、前回はお話しました。日本では認可されていない美容成分の個人輸入を始めた当時から今まで、私は変わらず「患者さんが喜んでくれる、結果を出す美容医療を行いたい」と強く思っています。

 
 開業した当初、初心に返って「美容って何だろう?」と考えたときがありました。
 今よりもっと美しくなりたい、と思う女性が願うキーワードは、「美顔・痩身・脱毛」の3つ。その3分野を確立したい。
 当時、これら3分野の願いを叶える受け皿となっていたのは「美容外科」と「エステサロン」。美容外科は、第8回コラムでもお話ししたように、その医療の質はお世辞にもよいとは言えないレベルでした。エステサロンは今よりももっと玉石混淆で、効果が期待できず何度も通うことになり、結果的に多額を必要とする、という言葉は悪いですが“いかがわしい”というイメージがありました。自分のクリニックでは、まっとうな医療として、患者さんの期待に応える“結果を出す医療”として、美顔、痩身、脱毛の3分野を推し進めていこうと思いました。

 
 なかでも美顔については、オバジの肌再生医療をはじめ、古くなった角質や毛穴に詰まった角栓を取り去るケミカルピーリングも導入。
 時を同じくしてメディアでも、日本で初めての美容に特化した雑誌が創刊され、当クリニックはこぞって取材を受けるようになりました。美容ライターの先駆けのような方々がしっかり下調べをして取材に来てくださるので、こちらも質問に答えるためにさらに調べる、というふうに切磋琢磨し、今思えばすごく成長させてもらえたと思います。
 また、ドクター・オバジの治療も口コミで広がっていきました。肌が再生していく過程でいったん肌の状態が悪化する時期があることも患者さんは理解してくれるため、信頼関係を築くことができ、いい結果を出すことができました。

 
 このように、美顔部門は好調な滑り出しができ、次は「痩身」です。
 ちょうど米国で話題となっていた肥満治療薬は、脂質を分解する消化酵素であるリパーゼの働きを阻害する、というものや、食欲を抑制し満腹中枢に作用、交感神経を高めて代謝を上げるといった作用のものがありました。私はいずれも実際に自分で飲んでみて、体にどのようなことが起こるかを体感し、これなら、と思ったものを患者さんに処方しました。ところが内科医から「効果の立証はどうするつもりか」とクレームの電話がかかったことも。私は、「アメリカでは多くの治験が行われ、体重を管理する薬として安全性が実証されている。なにか起きたら、私が責任をとるつもりです」とお答えしました。実際に一例も副作用は起こりませんでした。

 
 次回は、美容医療の3分野の最後、「脱毛」についてお話しします。


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